30代窓際商社マン日記@資産運用/育児などなど

30代サラリーマンです。総合商社に勤務、3人家族。投資・資産運用、育児、ニュース、映画、ガジェットなどについて、日々の感じたことを記録していきます。

正直不動産 第1-2巻 を読んでみました。

最近、家の購入を検討しております。

 

中古マンション、新築マンション、一戸建てをそれぞれ見ています。それぞれにメリットデメリットはあります。

 

私はネットや書籍で情報収集してますが、その中で気軽に読めそうということで、「正直不動産」という漫画を読んでみようと思いました。

 

第1-2巻 を読んでみて思ったことをお伝えしたいと思います。

 

まず、不動産は、圧倒的なプロダクトアウトの世界だということを実感しました。

 

私は職業柄、世間の風潮はマーケットインにシフトしているということを実感してます。外食、食材、衣料、雑貨etc、、、今までは消費者の選択肢が少なかった為、メーカーの事情で売りたい商品を買わされていましたが、今は、オンラインで簡単に商品を比較できるので、消費者の必要なものを、カスタマイズして販売しないと、どんどん売れなくなると思います。

 

こういった風潮の中、大手コンビニ・量販店は、プライベートブランドを作り、ユニクロは製販一体の仕組みで業績を伸ばしていってます。今、成長してる小売業は、自分たちで製造・流通を一貫している会社ばかりで、大手メーカーは、小売業の軍門に下っているように見受けられます。まさに、マーケットインだと感じます。

 

一方で、不動産だけは、特殊に思えます。言葉の通り、動かないものなので、カスタマイズが非常に難しいです。(周辺環境など)

 

不動産業者は、売買した際に発生する手数料を生業としているので、まずは、「販売できる土地・建物」がないと話になりません。不動産業者は、カスタマイズなど出来ないですし、サービスの差別化などたかが知れてます。そうすると、とにかく、土地・建物のオーナーから話が来やすいように、オーナーの方を向いて仕事をしなければなりません。よって、プロダクトアウトの発想になってきます。

 

そうなると、消費者の不利益になるようなことは、自然と言わなくなります。

 

漫画の中で出てきた例は、

・アパート経営の賃料保証

・賃貸の際の敷金・礼金の仕組み

・仲介手数料の仕組み

・販売の仲介を委託する際の不動産会社との契約

・おとり物件

・契約の内覧の際のさくら

・建築条件付き土地の罠

・瑕疵担保責任

・説明責任事項

など、が具体例として、出てきてました。読んでみて、当たり前のことかも知れませんが、勉強になりました。

 

もちろん、私は不動産の素人なので、完全に勝つことはできませんが、自分のニーズにあった中で、出来る限り、勉強した知識と人脈を使って、最高の結果を出せるようにしたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。