30代窓際商社マン日記@資産運用/育児などなど

30代サラリーマンです。総合商社に勤務、3人家族。投資・資産運用、育児、ニュース、映画、ガジェットなどについて、日々の感じたことを記録していきます。

(review) 過去2年間の投資を振り返る

2018年に海外赴任から帰国して、早くも2年経ちました。海外赴任の際は運用できなかったので、すべて現金で保有していましたが、2年かけて、現金比率を落としてきました。今回は、今までの買付の仕方や買付した銘柄のレビューをしたいと思います。

まずは、下記が私の保有銘柄になります。それでは1つずつ、この2年で感じたことをレビューしていきたいと思います。

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保有銘柄一覧

レビュー① 日本株の買い方

日本株は、最低買付単元数が100株なので、私の保有している銘柄では、5万円~40万円程度取得に必要となってしまいます。従い、長期積立には向いていません。海外から帰国したばかりの時、資金にも余裕があったので、評価損を抱える度に、買い増していましたが、資金に余裕がなくなってくると手軽に買い増せなくなり、含み損がどんどん大きくなっていきました。この経験から、日本株は、ネオモバ証券でミニ株を毎月定期的に買付する方針に変更しようと思っています。

レビュー② 日本株の銘柄選択

私は総合商社に勤務しておりますので、三菱商事の資産のバランスの良さ(セクター分散、同じセクター内でも川上から川下まで)は、素晴らしいと感じております。高配当銘柄としても人気があり、含み損を大きく抱えていても、同銘柄を買付したことを後悔しておりません。ただ、買付の方法をしっかり考えていなかったこと=ネオモバ投資でミニ株を少しずつ買っておけば良かった、と思っております。

武田薬品は、「ヘルスケアセクター」「連続高配当銘柄」とのことで、保有しました。含み損も少なく、買えたタイミングもシャイアーの買収発表で株価が低迷したときに買えたので、同銘柄の保有は後悔しておりません。

一番、後悔しているのは、日産自動車の保有です。友人が同社に勤めており、同社の人とも何人か会い、優秀な人が多いと感じ、かつ、屈指の高配当銘柄の為、ゴーンショックの最中も買付して参りました。しかし、日産自動車が他の自動車会社と比較して、配当が高かったのは、ゴーン社長の方針でしたし、自動車業界は、競争も激化しており、高配当を将来的に維持できるかは疑問がありました。その中で、買付を進めたことを後悔しております。売却したいと思っていますが、含み損を抱えており、損益通算できる他銘柄も特にないので、当面は塩漬け状態になってしまいます。

レビュー③ 米国株の買い方

米国株は、1株単位で買えるので、積立投資に向いております。最初は、そのメリットを生かせず、20~50株単位で買付してしまいました。途中から、1回の買付を10株以下にしており、米国株の買い方はまずまずだったと思います。

レビュー④ 米国株の銘柄選択

とにかく、配当が欲しかったので、HSBC/XOM/T/MOなどの人気の高配当銘柄買付を、帰国直後から進め増ました。その後、セクター分散を意識して各セクターに分散投資して参りました。全体的に納得いく銘柄を買付することが出来ましたが、銀行株のリスクを認識せず、HSBCの無配を予想できなかったことは後悔しております。連続増配銘柄のPBCTなどを買っておけばよかったのかなぁ、なんて考えています。配当収入の基盤となる個別株は、取りそろえることが出来たので、これからは、VYM、HDV、SPYDといったETFを利用して、分散・長期・積立を実践して参りたいと思います。

レビュー⑤ 投資信託の妙味

投資信託は、「積立」「分散」「長期」という投資3原則を生み出すのに最適です。分配金は勝手に再投資され、含み益を抱えた状態となっております。従い、引き続き、積立設定を変更するつもりはありませんが、積立金額を増やすつもりはありません。なぜなら、利益確定のタイミングがわからないからです。

日比谷タクミ(@Hibiyatakumi)さんが、

「自分で利益確定したいなら、インカム投資」

「自分で売るタイミングを決めたいならキャピタルゲイン投資」

と仰っていましたが、投資信託は、「キャピタルゲイン投資」の性質があると思います。私は、どちらかというと、自分で利益確定することが苦手なので、これ以上、投資信託への投資額を増やすことはしません。「積立」「分散」「長期」を実行するのに最も簡易で有効なものなので、継続はします。

まとめ

今後の投資方針に関しては、以下にて実行していきます。

  • 日本株はネオモバ証券を使って、積立投資していきます。積立銘柄は、三菱商事、JT、NTTの3社を毎月3,000円ずつ買っていきます。
  • 日産、武田薬品に関しては特に動きません。日産は、売却したいですが、どのタイミングで損切りするか、アイディアがないので、何もしません。
  • 米国株は、VYM、HDV、SPYDのどれかを毎日買うようにします。
  • 米国個別株/ETFは、その銘柄から配当をもらったら、その銘柄を1株買うことにします。無配当のHSBCは配当が出るまで買い増されません。少しでも配当をくれる銘柄への感謝を込めてです。
  • 投資信託は、今まで通り積み立てます。

各論は、これから、また、随時、発信して参りたいと思いますが、取り急ぎ、今までのレビューをしてみました。最後まで、読んで頂き、ありがとうございました。