30代窓際商社マン日記@資産運用/育児などなど

30代サラリーマンです。総合商社に勤務、3人家族。投資・資産運用、育児、ニュース、映画、ガジェットなどについて、日々の感じたことを記録していきます。

ASEAN株に投資したい

皆さん、こんにちは。

 

2020年は、ASEAN株に投資したいと思っています。

ジム•ロジャース著「お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する」にて、著者が、西洋からアジアに富は移転していると、言っておりましたが、私の経験からもそれはよく感じます。

 

私は、東南アジア、南アジアと常日頃仕事をしており、フィリピンへ駐在したこともあります。その経験から同地域の勢いというものをよく感じています。

 

私の専門は、食品ですが、昔は、東南アジアの食品工場は、日本•欧米から仕事をもらい、輸出するというスタイルでした。しかし、最近は、自国消費が増加し、輸出向けの仕事を抑える方向に動いています。

 

余談ではありますが、その輸出向けで抑えられる対象は、主に日本向けです。日本向けは、欧米と比べて、利益が薄い上に、商品規格が非常に細かいので、皆さんやりたがらなかなってきています。簡単に言うと、日本人は、金も払わないくせに、注文が多いと思われているのです。

 

話はそれましたが、それだけ内需が増えてきているので、同地域への投資魅力は日に日に高まっていると考えています。この内需を支えているのは、主に、人口増加です。タイはすでに人口増加が止まったと言われていますが、ベトナム、インドネシアは微増、フィリピンに至っては、2050年ごろまで人口爆発すると言われています。(フィリピンは平均年齢が23歳、アジアでもかなり若いです。)更に、ここ数年グローバリゼーションの恩恵を受けて、海外の技術を取り入れ、生産性も上げてきており、主要国は、7-8%で経済成長をしています。(経済成長は、生産性の向上×人口増加で表せます。)

 

そんなASEAN地域ですが、まだまだ先進国に仲間入り出来るほどの規模を持った国はシンガポールを除いてないので、安定性という側面では、米国株に劣りますが、それでもこの地域に注目するのは非常に重要なことだと思っています。(シンガポールは、安定性があるも、成長性は他ASEAN諸国に劣ると思っています。)

 

そんな中で、私が狙っているのはシンガポールテレコムとシンガポール航空です。どちらもシンガポール株で、「ASEAN株の成長性に魅力を感じているくせにシンガポール株かよ」って思われてしまいそうですが、それぞれ理由があります。

 

まず、シンガポールテレコムは、フィリピンのGlobeやタイのAISをはじめとした、海外通信会社に投資をしており、積極的に海外展開を進めています。東南アジアはこれからますますスマホ社会になってきます。彼らは、黒電話を経ずに、スマホ社会に突入しているので、スマホ全体で社会システムが組まれており、まだまだ通信量は伸びていきます。そう言った東南アジアの通信に投資するという意味で同社への投資を実行したいと思います。

 

次にシンガポール航空ですが、シンガポールのチャンギ空港は、もはや東南アジアのハブ空港と言われるぐらい機能が高いです。プチ情報ですが、チャンギ空港は全て絨毯ばりになっており、バックパッカー憩いの空港のようです。シンガポールは、アジア展開のハブとして、多くの外資が拠点を構えており、その玄関がチャンギ空港•シンガポール航空だと思います。これからますますアジアへの熱い視線が世界から向けられた時、その玄関として、シンガポール航空の成長性は高まると思っております。

 

両者とも既に遅いと思いますが、どっかで投資をしたいと思い、2020年をスタートしたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。