30代窓際商社マン日記@資産運用/育児などなど

30代サラリーマンです。総合商社に勤務、3人家族。投資・資産運用、育児、ニュース、映画、ガジェットなどについて、日々の感じたことを記録していきます。

米国株投資をする理由(高い経済成長率)

明けましておめでとうございます。

 

昨年は、少し怠惰なお金•時間の使い方をしてしまったので、今年は有意義に資源を使っていきたいと思います。

 

その最初の一歩として、投資をどのように進めていきたいか、考えてみたいです。ざっくりではありますが、今年は、米国株への追加投資、ASEAN株への新規投資、日本大型株への追加投資をせず、小型株を少し買ってみる、投資信託の積立投資継続、という進めた方をしていきたいと思っています。

 

ここで、最初にあげた米国株へ追加投資したいと思う理由を整理してみました。

 

その大きな理由が、アメリカ合衆国(以下、アメリカ)が先進国にも関わらず、高い経済成長率を上げているからです。2018年のOECD34カ国の中で経済成長ランキング11位にランキングしています。(2.927%)

 

11位と聞くと、そんなに高くないように見えますが、世界1位の経済大国が上位で経済成長しているというのはすごいと思います。ちなみに1位はアイルランド(8.3%)、2位はポーランド(5.1%)と経済的な小国で、経済大国のドイツ、イギリス、フランスは、それぞれ28位(1.522%)、31位(1.398%)、26位(1.725%)にランキングされています。日本は最下位の0.814%です。

 

企業の財務諸表を見るときに重視する点は、安全性と成長性の両面から見るのが基本ですが、両方の側面で、アメリカは優良企業と判断できると思います。

 

従い、これからもアメリカ株に追加投資、特にインカムゲインを目的としているので高配当株•ETFに追加投資、アーリーリタイアを目指す投資方針を掲げていきたいです。

 

ここで本題なのですが、アメリカはなぜ高い経済成長を遂げられるのでしょうか?

 

経済成長を簡単に定義すると、人口増加×生産性で定義できると思いますが、アメリカは両側面で良い結果を出すことができています。よくアメリカが経済成長をする理由を、生産性のみに求め、シリコンバレーに代表されるイノベーションに富む企業文化とそれを支える自由な政治制度という論調がありますご、生産性要因の経済成長率は、実は、ヨーロッパとあまり変わりません。むしろイギリスより低いです。

 

1990年から2015年の平均経済成長率を見ると、アメリカ2.38%(生産性要因1.40%、人口増加要因0.98%)、イギリス2.01%(生産性要因0.52%、人口増加要因1.49%)、フランス1.48%(生産性要因0.95%、人口増加要因0.53%)、日本0.88%(生産性要因0.77%、人口増加要因0.11%)、となっています。

 

つまり、アメリカの成長の主な源泉は、人口増加にあります。その人口は今後どうなっていくかというと、2060年に4億人を超えると推定されており、2016年比+25.2%なります。ちなみに他国は、ドイツ-12.8%、イギリス+17.4%、フランス+11.3%、日本- 31.2%、中国-9.0%です。さらに、アメリカと強い経済関係にあるカナダ、メキシコも+25.5%、+30.2%とそれぞれ人口増加推定されています。

 

故に、アメリカは人口増加要因を主因とした高い経済成長を今後も続けるので国として、今後も投資魅力があると判断できるので、今後も米国株への追加投資を実行していきます。

 

以上、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。