30代窓際商社マン日記@資産運用/育児などなど

30代サラリーマンです。総合商社に勤務、3人家族。投資・資産運用、育児、ニュース、映画、ガジェットなどについて、日々の感じたことを記録していきます。

保有日本株式 part 1(三菱商事)

以前、私は日本株式を3社保有していると記載しました。その内訳は、三菱商事、日産、武田薬品の3社となります。

 

投資方針は基本的に、インカムゲインを基軸としているので、配当利回り4%以上を基本としています。その中で、なぜこの3社を選んだのか記載します。

 

まずは、三菱商事の選択理由を記載します。

 

●三菱商事

いわずと知れた、最強総合商社です。資源分野、非資源分野の収益構成もバランスよいです。更に、それぞれの分野(生活産業、機械、エネルギー…)においても、川上から川下まで、それぞれの資産をバランスよく持っております。バランスが良いため、分野ごとのバリューチェーンを効率的に構成し、収益を最大化出来ていると考えております。

 

そんな三菱商事ですが、PBRは1倍を割れており、市場の評価は割安です。日本経済新聞の記事では、事業価値と市場価値の差は2兆円に登り、大規模な自社株買も検討するといわれております。

 

安定した収益とバランス良い資産を持つ三菱商事は、今後も好決算を維持すると期待しており、ポートフォリオに組み込んでおります。

 

次回は、日産の選定理由を記載したいと思います。

ご覧頂き、ありがとうございました。

資産運用するにあたり考えること、ポートフォリオ

海外赴任から帰国して、早1か月が過ぎました。新居の設営や海外出張などで、なかなか、資産運用のことをゆっくり考える時間がありませんでしたが、少しずつ株式を購入しております。

 

私は海外に約3年おりました。海外赴任する前に、証券口座は閉鎖していきましたので、駐在中は3年間、ほぼ全ての資産を現金で持っていることが大変悔しく、不毛だと思っていたので、今回、資産運用を開始出来たことを大変嬉しく思っております。

 

ちなみに、日本国非居住者になっても、野村証券や、大和証券に株式を移行すれば、株式の保有のみは認められております。非居住者でありながら、トレードを行う手段もあるみたいですが、突然の赴任であった為、私は、出来ませんでした。

 

今回は、私のポートフォリオをご紹介致します。

現在のポートフォリオは、日本株61.03%、米国株式36.67%、投資信託2.3%となっております。このようなポートフォリオとなった理由は、

 

・まず、手っ取り早く運用を始めるのに、知見のある日本株が始めやすかったこと。

・基本的には、インカムゲインを主軸とした投資スタイルを目指すため、配当性向の強い米国株式にも早めに手を出して置きたかったこと。

・投資の基本である、長期・分散・積立を実行する為にも、投資信託の積み立ては実践しておきたかったこと。

 

の3点となります。今後は、株価に応じて、既存の日本株、米国株を買い増ししていきたいと思いますが、基本的には、投資信託での運用がメインとなるので、投資信託のポーションがこれからは増えてくると思います。

 

日本株は3社、米国株は2社、投資信託は3本に投資しております。

投資信託は、似たような指標を基軸としているインデックスファンドに投資しているので、一本でもいいのですが、ちょっとした理由で3本となってしまいました。

 

私は、何社に投資するかを慎重に考えていきたいと思います。赴任する前は、いろいろな株式に目移りして、似たような値動きをする会社に重複して投資しており、合計10社ぐらいの株式を持っておりました。しかし、サラリーマンだと、10社の運用成績を分析した上で、資産を入れ替える為に、新しい株を分析するのは時間的に難しいと思います。従い、私は、日本株3~5社(基本3社を保有、残り2社は要検討)、米国株2-3社(基本2社を保有、残り1社は要検討)というスタンスで運用していきたいと思っております。(ちなみに、インベスターZという投資関連を扱う漫画で、主人公は5社ぐらいが適当と言ってました。)

 

次回は、保有している株式の選択理由、今後の方針について、書きたいと思います。

最後に蛇足ではありますが、資産運用として、保険や持ち株、確定拠出年金などもやっております。債券や外貨預金なんかも必要に応じて挑戦してみたいとは思っておりますが、とにかく、最初は、身近な、株式・投資信託に現金を変えていきたいと思っております。

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

家電量販店の競争力

先日、空気清浄機を購入しに、家電量販店に行きました。お目当ての商品は決まってたので、特に店員に相談することもなく、商品の値段を確認したところ、ネット通販より、5,000-6000円程度高かったです。

 

店員に確認したところ、値下げできるのは、1,000円程度、保証内容はメーカー保証と一緒で、保証を延長したければ、料金を払わないといけないとのことでした。

 

私からは、それであればネット通販で買う方がいいですね、と返答したところ、ネット通販は店舗運営の経費がかかっていないので安いです、と誰もが知っている話をご丁寧に説明してくださいました。一体、この店員は、自分の存在意義をどこに見出しているのだろうと考えざるを得ませんでした。

 

私は、大型家電は間違いなく家電量販店で買っております。それは、保証延長や配送料まで入れると家電量販店の方が安いことが多いからです。家電量販店は、規模の経済性を駆使して、配送料や保証延長のコストを抑え、ネット通販に対抗できるようにしていると思います。

 

また、携帯保護フィルムや充電器など、即時必要なものも店頭販売に優位性があるかと思います。

 

それでは空気清浄機のような、配送せずに自分で持ち帰れるもので、早急に必要ではないものを店頭販売で買う意味はあるのでしょうか。

 

単純に販売価格だけを比較すると、店舗運営のコストがかかる分、店頭販売がネット通販に優位性を見出すのは難しいと思います。しかし、店頭販売が持っている実店舗での消費者行動パターンを駆使して、売れ筋の商品を揃え、在庫リスクやキャッシュフローを改善させれば、ネット通販に優位性を持つことは十分にできるのではと考えます。

 

つまり、早急に必要ではなく、運搬も用意な商品は、量販店の仕入戦略によって、競争力が別れてくると感じました。(実際、他の家電量販店では、ネット通販と遜色のない値段で販売されており、そちらで購入しました。)

 

少子化の根本的な理由

私には生まれて間もない子供がいます。とても可愛いですが、非常に手間がかかります。そんな時に思うのが、もう一度駐在になって、途上国に行けば、メイドさんを雇えるのになぁと考えます。

 

私はフィリピンに駐在していました。フィリピン人は子育てを家族が総出でやります。おじいちゃんやおばあちゃん、親戚のおじさん、いとこ、手が空いている人が助け合いながら、育児をします。(その代わりに、お父さん、お母さんはおじいちゃん、おばあちゃんの生活を援助してあげています。)

 

大学を卒業した中・上流階級の人は、「ナニ」という子育て専門の人を住み込みで雇って、子育てをさせています。「ナニ」を雇うには、安いと一ヶ月で3万円程度で雇えてしまい、中・上流階級の人にとっては大した負担でありません。日本人の感覚でいう、5ー6万円の感覚だと思います。

 

つまり、子供を育てる上での精神的、体力的な負担が、日本と比較すると非常に小さいです。また、温かい国で、物価も安いので、生活費も安く、子供を作ることに対して、経済的な不安も少ないです。

 

そのような好環境に恵まれ、フィリピンはアジアの中で人口爆発が最長で続くと言われております。人口爆発の定義は、人口増加率がある一定を超えると、人口爆発状態と言われ、フィリピンの場合、2050年ごろまで続くと言われ、インドネシアやベトナムといったアジアの他国を圧倒しております。(キリスト教文化で、中絶・避妊を良しとしない、文化的背景もあります。)

 

一方で、日本はすべての負担が非常に大きいです。政府は、経済的不安を取り除こうと、補助もしてますし、体力的な負担を軽減させようと、保育園の設備を充実させようと色々な施策をとっております。

 

しかし、1-2歳までは、どうやっても両親が責任を持って育てないといけないです。その負担は測り知れず、1人目を生んだ後に、もう1人でいいと思ってしまう人が多いと思います。そういう点に施策を打っていくのが、少子化を改善する次のステップだと、個人的に考えています。

 

 

 

語学から考える国民性

私は、フィリピン、メキシコに住んだことがあります。出張で、タイやインドネシア、ベトナムなど、アジア諸国にもよく行きます。旅行も含めると数多くの国を訪問しました。

 

その中で、語学が国民性にとても影響を与えることを感じました。フィリピンでは、一般的にタガログ語が使用されますが、多くの人が英語が使えます。タクシードライバーやメイドさんも一般生活には差し支えないレベルで英語を使います。それが故に、外国人とのコミュニーケーションにも慣れており、非常にオープンな性格の人が多いです。温暖な気候に加え、ラテンの血が入っていること、更に英語も使えるとのことで、明るく、陽気な人が多いです。

 

一方で、タイやベトナム、インドネシアといったアジアの他の国は、温暖な気候の為、温厚な性格ではありますが、どこかシャイな一面を感じます。勿論、宗教の違いなどあると思いますが、語学が国民性に影響を与えるは大きいものと思います。

 

メキシコ人も同様です。メキシコ人のみならず、南米の人たちは同様の感性を持っていると思います。スペイン語は、メキシコからアルゼンチンの南の人まで同じ言語を使っており、気候が違えど、言語の同一性によって、コミュニーケーションがとることが出来、一部で同じ感性を共有することができます。

 

そういった意味で、言語が国民性に与える影響は大きいと思う今日この頃です。そういった側面をよく理解しながら、グローバルコなミュニーケーションをとっていくことが日本人の課題になると思いました。

 

拙速な文書ではありますが、読んで頂きありがとうございました。

 

バカと付き合うな

出張中の機内で「バカと付き合うな」を拝読しました。

 

自分ではなかなか、実行できておりませんが、堀江さんや西野さんの言動・感性は共感しており、普段からお二人の発信することには、アンテナを張っております。

 

それ故に、本書を読むこともスムーズに1時間程度で読了することが出来ました。難しい内容が書かれているわけではないので、みなさんにも、空き時間で読むことをお勧め致します。

 

本書の内容は、普段、お二人が発信されていることなので、特段、目新しい内容はありませんが、改めて読むと、はっとされます。

 

私なりに要約すると、

自分のやりたいことやりなさい。

それを妨害する輩がいますが、それに惑わされるな

ということです。

 

やりたいことをやらないなら、環境次第で自分の人生を決めてしまう運任せの自分になってしまいますし、時間というのは有限なので、思いたったことを行動にしないとできなくなってしまいます。少しでも行動したなら、失敗したにせよ、成功したにせよ、経験としての次のチャレンジに生きます。

 

ただ、こうしたチャレンジを妨害する人がいます。我慢や独善的な感性、慣習を押し付けてきます。そういった人たちに惑わされない為に、自分の中でロジックを持ち、その人たちを、相手にしないのが肝要です。

 

抽象的に書きましたが、ここから私の個人的な経験を書きます。海外での駐在が終わり、日本に帰国するとき、帰任先として二つの部署からお誘いを貰いました。一つは伝統的なビジネスをする会社の稼ぎ頭です。もう一方は、可能性があるがなかなか実を結ばない新規のビジネスをやっているところです。

 

それぞれの部署の方をよく知っておりますが、伝統的なビジネスの部署の方は、行動する前に、それをやると何が起きるかということをよく考えます。自社が、業界の中で良い立ち位置にいるため、イノベーションを、起こすと不利益を被る可能性があるからです。幸い、参入障壁の高い商売ですし、古い業界なので、イノベーションを起こそうとするプレーヤーもありませんので、このようなスタンスで、ビジネスを継続させることが出来ております。しかし、業界の垣根が低くなっていくこのご時世、他の業界からのプレーヤーにπを奪われる可能性もあるわけではないので、注意すべきだと思います。

 

もう一方の新規ビジネスを、メインとする部署は、新しいビジネスの芽を見つけようという姿勢が強く感じられます。ただ、業界での立ち位置もミドルポジションのため、コンペティターに商圏を取られることも多々あるようです。そうした風潮がつづくと、失敗を当たり前、うまくいきかけても管理が雑になる場面もあるのかもしれません。

 

結局、どちらの部署も一長一短でしたので、甲乙つけがたかったので、与えられた場所で全力を尽くすと決定者には伝え、新規ビジネスの部署に行きました。以前は、どちらかというと伝統的なビジネスをやる部署に近いところにいたので、現在の部署は、業務の進め方も同僚の考え方も違い、とても新鮮です。

 

何より、今回の異動で感謝したいことは、自分にとって新たな挑戦であり、自分がやりたいことをやれる環境かもしれないということです。本来は、そういった環境に、自分の意思で行く、もしくは作り出さないといけないのかもしれませんが、いずれにせよ、希望していた環境に身を置くことが出来ました。

 

あとは、本書に書いてあるように、ロジックを持ちながら、行動を大事にして、成長していきたいと思います。

 

少し話はずれましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

格安SIMの選び方

2年間の海外生活を終え、日本に本帰国しました。赴任する前に、日本での携帯は解約していったので、新たに、格安SIMを購入しました。今は、600社以上、格安SIMを提供している会社があり、どれを選んでいいのかとても難しいです。

 

色々なネット記事を読んで比較しましたが、色々な意見がありますし、それぞれの会社が提供しているプランも色々あり、とても混乱しました。

 

なので、どんなことを意識しながら、選択すれば良いか、体験を下に、参考程度にみなさんにお伝えします。

 

まず、大前提として、回線は、ドコモ、au、ソフトバンクの3社のどこを使うかということです。楽天も新規参入を発表してますが、今のところ、この三社です。

 

auはUQ Mobile、ソフトバンクはY-mobileというサブブランドをそれぞれ持っていますが、docomoは持っていないです。その理由は、NTT法というもので、簡単にいってしまうと、日本国の通信インフラを健全に保つために、旧国営のNTTは特殊な会社として、様々な制約があるのです。その中で、NTTはサブブランドを持たないようになっています。

 

サブブランドとは、ユニクロにとってのジーユーのように、マーケティングの対象に合わせたブランド展開をする為に、自社の主要ブランドとは異なる新たなブランドのことです。

 

au、ソフトバンクは電話や通信の安定性より価格志向が強い消費者の為に、新たなブランドを作ったのです。

 

この二つのブランド以外は、この三社に借り受けた回線を使用している(一次業者)、もしくは、この三社から借り受けた回線を更に借りているのです(2次業者)。

 

なので、考え方としては、

 

1.

通話や通信に完全に近い安定性を求めるのであれば、au、ソフトバンク、docomoの3社

2.

大手3社ほどの安定性は求めない代わりに、多少安くしたい、というのであれば、Y mobile、UQ mobile

3.

安定性は求めないが、自分にピッタリのサービスを見つけたい、という人はその他の格安sim

 

という構造になると個人的には思いました。

例えば、楽天ヘビーユーザーであれば、楽天モバイルと契約することで、楽天市場でのポイントが二倍になります。LINE モバイルでは、主要SNSの使用ギガ数がカウントされないです。

 

だいたい、名前が知られている会社というのは、サービスレベルが大きく変わることはありません。自分の嗜好が、どの会社のサービスに当てはまるかだけの問題です。なので、自分がどのような目的でスマホを使うかをよく考えてください。ポイントとなるのは、通話量、ギガ使用量、どのようなサイトを使用するか、などです。

 

そして、どの会社が魅力的かいくつかピックアップしたら、それぞれの会社のキャンペーンを聞きにいってください。

 

私は、UQモバイルと契約しましたが、当初、5,400円のキャンペーンでしたが、色々話していったところ、16,200円までもらうことができました。多分、話し方次第ではもう少し貰えたのかもしれませんが、交渉が非常に疲れた為、この金額で決定しました。

 

具体的なそれぞれの会社のサービス内容は他の方の説明が優れているので、割愛しますが、以上の要領で格安sim選びを進めていくと効率的に進められると思います。いきなり、それぞれの会社を比較していくとかなり疲れるので。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。