語学から考える国民性
私は、フィリピン、メキシコに住んだことがあります。出張で、タイやインドネシア、ベトナムなど、アジア諸国にもよく行きます。旅行も含めると数多くの国を訪問しました。
その中で、語学が国民性にとても影響を与えることを感じました。フィリピンでは、一般的にタガログ語が使用されますが、多くの人が英語が使えます。タクシードライバーやメイドさんも一般生活には差し支えないレベルで英語を使います。それが故に、外国人とのコミュニーケーションにも慣れており、非常にオープンな性格の人が多いです。温暖な気候に加え、ラテンの血が入っていること、更に英語も使えるとのことで、明るく、陽気な人が多いです。
一方で、タイやベトナム、インドネシアといったアジアの他の国は、温暖な気候の為、温厚な性格ではありますが、どこかシャイな一面を感じます。勿論、宗教の違いなどあると思いますが、語学が国民性に影響を与えるは大きいものと思います。
メキシコ人も同様です。メキシコ人のみならず、南米の人たちは同様の感性を持っていると思います。スペイン語は、メキシコからアルゼンチンの南の人まで同じ言語を使っており、気候が違えど、言語の同一性によって、コミュニーケーションがとることが出来、一部で同じ感性を共有することができます。
そういった意味で、言語が国民性に与える影響は大きいと思う今日この頃です。そういった側面をよく理解しながら、グローバルコなミュニーケーションをとっていくことが日本人の課題になると思いました。
拙速な文書ではありますが、読んで頂きありがとうございました。