大型連休にどんな価値があるのだろう
2019年のゴールデンウィークは、10日間の大型連休になります。休みがあること自体は嬉しいのですが、貿易に関連する業務を行なっている私にとっては、ゴールデンウィーク中に
国内物流が混乱すること
港湾が混雑すること
コンテナ船が日本の港を抜港すること
など、少々厄介な問題が残ります。
一方で、旅行業界や娯楽関連の業界は潤うと思うのですが、その潤い方は、効率的なのか?と思ってます。
大型連休で航空券や宿泊費が高い時に、娯楽を十分に楽しめる人は一部ですし、そういった人も連休後は、家計を引き締めにかかると思います。消費も大型連休中は刺激されると思いますが、それは、消費が月ずれしているだけで、本質的な需要を掘り起こしているわけではないように思います。
そのように考えると、国民が一斉に休むことでのオペレーション上でのコストを考慮して、休みを分散させるのが、最善の策と考えてます。
祝日を、コストとパフォーマンスの経済的なファクターのみで考慮するのも、思慮が足りないと思いますが、率直にこのように思いました。
補足)
私は、メキシコ、フィリピンに住んだことがありますが、キリスト教が国教の国ではホーリーウィークというイエス・キリストの誕生祭があります。宗教的な要素も加味すると、祝日の考え方って難しいですね。
読んで頂き、ありがとうございました。